今朝は、アラームが鳴る前に目が覚めた。 まぁ、一睡もできなかっただけなんだけど。 修学旅行から帰ってきて、疲れた体は眠ろうとするんだけど、脳が完全に起きてたんだ。 「よしっ!!」 パン!! と両頬を叩き、気合いを入れる。 制服に着替え、鏡に映る自分を凝視した。 眉間に寄るしわを伸ばし、口角を上げる。 大丈夫、ゆず。 みんながあたしの背中を押してくれたんだ。 怖がらずに行け!! あたしは、机の上の鞄と。 そして、龍兄へのお土産を手にして勢いよく玄関を出た。