満面の笑みのヒロくんと。
お茶碗を構え、そっぽを向く健くん。
あたしのデジカメに、しっかりとおさまった。
甘いと思っていた抹茶は、実は青汁なんじゃないかと思うくらい苦かった。
楽しみにしていたヒロくんが顔を歪めるほどだから、相当だと思う。
『俺、考えてみたら、抹茶オレしか飲んだことない』
うげー。 と舌を出し、せき込んでいた。
それがおかしくておかして。
あたしは、健くんと目を見合わせ大爆笑。
念願の抹茶を飲んだあとは、人力車に乗ることになった。
また渡月橋を渡り、人力車を待つ列に並ぶ。
次から次に人力車に乗りこみ、筋肉質なお兄さん達が、力強く走っていく。
ワクワクして、鼓動が高鳴った。



