10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「自分に素直になんなくちゃダメだよ?」
「………」
「誰になんと言われようと、自分の思う方に行けばいいんだ。今さら、俺達に遠慮はいらないだろ?」

――ヒロ、くん

「一度、本気でぶつかってみたら?」

……あ。

龍兄と同じことを……

ヒロくんが、ニッコリ微笑んだ。

「少し酷だけど、健を使うのも一つの手だと思うよ?多分、健もそのつもりだと思うしね?」

――そうだ。

幼なじみのいいところは。

お互いを、わかり合えるところ。

健くんの心に傷をつけてしまうことになるけど。

今は、はっきりさせなきゃいけないんだ。

健くんは、あたしの気持ちなんて、とっくに知ってるはずだし。

――『明日だけでいいから』

あたしが、早く勇気を出さなきゃ。

これ以上、誰も傷つけたくない。