声の主を見て、体が固まった。 心臓が大きく脈打って、動きを止めた。 呼吸も同時に止まる。 和馬くんと、リーダー…… 何を話しているのか。 内容は聞こえてこない。 紅葉を照らすライトの下で、2人は向き合っていた。 それも、今すぐにでも抱きしめられそうな距離で。 酸素を求めて体が震える。 いや、違う。 和馬くんの手が、リーダーの頬に触れたからだ。 ……え? なに? ヤダッ!! やめてっ!! 和馬くん――ッ!!!!