「気にすんなよ、柏木。自由行動は明日一日あるんだし。今は、明日の為のエネルギー補給ということで」
「うん」
あたしが微笑むと、ヒロくんの大きな手があたしの頭に伸びてきた。
ポンと頭を撫でられ、心がジンワリ温かくなる。
「今のうちに龍兄のお土産なにがいいか決めとこうか」
「そうだね」
「何がいいかな。なんか、ウケ狙いでいかない?」
「ウケ狙い? 例えば?」
「うーん。何かの置物系? もらって必ず困るもの」
「ハハッ!! 渡した時の龍兄のリアクションが想像できるから面白い」
「だろ?でも、案外喜びそうじゃない? あの龍兄だし。人と観点が少しずれてるからさ」
ヒロくんに言われて、あたし達は目を見合わせ笑い合った。



