10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「うん……。あっ、でも、ヒロくん達は行ってきて。せっかくの京都なんだし。それにほら、ヒロくん、抹茶飲みたいって言ってたじゃん。だから、健くんと2人で――」

行ってきて。

そう言おうとしたら、途中でヒロくんに遮られた。

「いいよ。俺、柏木とここにいる」
「え? でも……」
「俺もここにいる」

困惑した表情で2人を見ると、それぞれ自由な体勢で椅子に座っていた。

ヒロくんはあたしの後ろの席であたしを覗きこんでいて。

健くんは、その隣のシートを少し倒し身体を休めていた。

「ヒロと2人で回るとか、コイツのテンションの高さについていけねぇ」

健くんは、うっすらと瞼を閉じながら言った。