消毒液を浸らせたコットンをピンセットで挟み、それをあたしの傷口へ。 それが触れた瞬間、全身に電流が流れた。 「――…ッ!!」 唇をかみしめる。 あまりの痛さに、思わず手を傷口へ持っていってしまった。 「バカッ!! 触るなって。すぐ終わるから」 「でもぉ~」 半べそだ。 「おい、ヒロ。こいつ押さえてろ」 「ラジャー!! ボス」 快く了解したヒロくん。 あたしの両手をギュッと握り、 「もう少しの辛抱だよ」 と、可愛くニッコリ笑った。