10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「ゆず、立てるか?」

あたしを支えてくれている健くんが、優しく言う。
うん。 と頷いたあたしだけど、立ち上がろうとした瞬間、膝に激痛が走った。

思わず、顔が歪む。

「どうした? どこか痛むか?」

あたしは膝を指差した。

「うわっ!! 柏木、膝ケガしてんじゃん。俺、先生呼んでくるよ」

そう言って、ヒロくんが駆けだした。

その時――。

「いい」

「……え?」

健くんの声に、ヒロくんが振り返る。

「俺が運ぶから」