10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


“舞台”と呼ばれるそこは、少し斜めになっている。

足が勝手に前に進み、柵を飛び越えて落ちてしまいそうな感覚になった。

でも。
そこからの眺めは最高。

紅葉に目が染まり、そのバックに広がる京都の町並みはため息が出るほど美しかった。

「うわー。きれー」

ため息と共に、声がもれる。

「ね、ね、写真とろ!!」

ヒロくんと健くんの腕を掴み、柵に背中を付け、紅葉がキレイに入るようにデジカメを構えた。

「柏木、カメラ貸して。真ん中じゃ撮りにくいでしょ? 俺が撮るから」

「ありがと」

「はーい、笑ってねぇ」

ヒロくんがカメラを構え、あたし達3人は身を寄せ合った。

パシャリ。

――あ。