10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「あんまはしゃぎすぎんなよ。すぐに迷子になるんだから」

ま、迷子って……

「迷子になんかならないよ」

「よく言うよ。購買の場所がわからなくて、校内で迷子になってたくせに」

……うっ

それとこれとは、また別な話で……

しかも、あの時は勢いで教室を出ちゃったせいだし。

それに、あのリーダーに絡まれて身動きが取れなかっただけと言うか……

「フっ――。そんな必死な顔して、言い訳考えんなよ」

グシャリと撫でられた頭。

大きく高鳴る鼓動。

手で押さえながら顔を上げると、健くんは柔らかく微笑んでいた。