狂愛〜時計は静かに〜

肋折ったみたい…と保健室の先生が苦言。


「痛かったね」



私の手を取り、



「音桜がいてくれるから安心できる」



なんて嬉しい言葉を言ってくれる。



手を口元に持っていき優しく口付けをする。



「治療代」




クスッと笑い、真っ赤な顔の私の頬をなでながら



「赤くなった顔も可愛い」



ターニングポイントを見失いそうになったので、転倒したきっかけを聞く。



「誰かが階段から突き落としたんだ。
顔は見てない」




「でも付き合っちゃいけないとか考えないで。恨まれるようなことしてないし、嫉妬なら今まで散々うけてきたから」




「俺が敵の尻尾を掴み出す。音桜はいつも通り学校に来て大丈夫だから」