狂愛〜時計は静かに〜

ポケットからリップクリームのようなものをとりだし、



「乾燥してるから気になって──。


唇に塗るといいみたいだから試しに──」


私の唇に左右に動き塗りたくられる。



顔真っ赤。やかんが沸騰した音鳴ってる。



「あ僕のリップクリームだった。ごめん。新しいの


に替えるねっ」