狂愛〜時計は静かに〜

真由子は自慢の髪を掬っては梳いていく。



私のことなんか視野にないでしょ!?



運命の扉を開こうとしている。



開くと先に待ち受けてるものとは──!?



パンパンと目前を叩かれ、現実に戻される。



真由子自体も視野に入ってなかった。失敬、失敬。