「えぇ!たかが!キスシーンです。キスシーンNGな俳優なんてプロ失格です。これから何回もこういう撮影がある度にそうやって駄々こねるつもりなの?」
「俺は…!好きでこんな仕事してる訳じゃない!マネージャーさんには俺の気持ちわかんないだろうけど!」
「えぇ、全く分かりません!」
「っ…!」
私のきっぱりとした物言いに橘は一瞬傷ついたような表情をした。
だが、すぐに無表情に戻すと、私の肩にかかっていたバッグをひょい、と奪い去った。
「バッグ、重いでしょ。俺が持つから」
「いいです。それは私の荷物です」
「いいから!これは俺が持つから!」
橘は子供のように駄々こねると私が止めるのも聞かず部屋を出ていった。
「あぁ~、もう…これだから…」
ストレスに思わず頭をガシガシとかいてしまう。
このまま私が橘のマネージャーを続けていても、お互い2人のためにならない。
そう思って退職届を出し続けているのに、橘が私に固執するせいでそれもできない。
そのせいで、こういう喧嘩もしょっちゅうだ。
「明日こそは退職届受理させてやる…!」
ストレスで痛くなりそうな頭を抱えて私はそう決意した。
「俺は…!好きでこんな仕事してる訳じゃない!マネージャーさんには俺の気持ちわかんないだろうけど!」
「えぇ、全く分かりません!」
「っ…!」
私のきっぱりとした物言いに橘は一瞬傷ついたような表情をした。
だが、すぐに無表情に戻すと、私の肩にかかっていたバッグをひょい、と奪い去った。
「バッグ、重いでしょ。俺が持つから」
「いいです。それは私の荷物です」
「いいから!これは俺が持つから!」
橘は子供のように駄々こねると私が止めるのも聞かず部屋を出ていった。
「あぁ~、もう…これだから…」
ストレスに思わず頭をガシガシとかいてしまう。
このまま私が橘のマネージャーを続けていても、お互い2人のためにならない。
そう思って退職届を出し続けているのに、橘が私に固執するせいでそれもできない。
そのせいで、こういう喧嘩もしょっちゅうだ。
「明日こそは退職届受理させてやる…!」
ストレスで痛くなりそうな頭を抱えて私はそう決意した。
