朝食シーンはちょっぴり切なくも、和気藹々と進んでいく。
「まっ、瑠奈もこの最終話は観てくれるでしょ!」
「最後まで意味不明なやつだったスね〜。今度会ったらシメときましょう!」
「陸じゃ無理だよ。多分また返り討ちに合うのがオチ」
「どういう意味っスか!?」
彩加と陸、大和の軽快なやりとりに、他のメンバーも楽しそうに笑う。
……なんか、胡散臭いほど和やか。
せっかく悪者になったのに、それでも瑠奈は仲間ですって主張しているかのような。
(白々し……巻さん、よくこんなの採用したな)
むず痒さを、思わずそんな感想で逃す。
世間にも仲間にも嫌われる悪女、それが“瑠奈”じゃなかったの?
いきなりこんな仲良しアピールしたら、裏をまた勘繰られるじゃないか。
「そういえば、あの時に陸がさ……」
「彩加ちゃん、こう言ってましたよねっ」
「もう懐かしいね、あの時の私すごく緊張してて……」
紫苑やひより、美玲も会話に混ざって私の話題が遠のいて思い出話に逸れていく。
キャストが語る、楽しい共同生活の裏話。
最終回に相応しい、最後の集合だ。
こんな時でも、爽真は全然喋らない。
突然ペラペラ思い出語り出しても、まぁびっくりするけど。
ただ、この場にいるのが満更でもなさそうな雰囲気?
たまに相槌を打つだけの無表情が何を考えているのか、このシーンでは分からなかった。
――「楽しかったね」でまとまった場面が切り替わって、ドローン撮影した海辺が映る。
遠くに映える、白いシェアハウス。
ついにくる、運命の告白イベントだ。
「まっ、瑠奈もこの最終話は観てくれるでしょ!」
「最後まで意味不明なやつだったスね〜。今度会ったらシメときましょう!」
「陸じゃ無理だよ。多分また返り討ちに合うのがオチ」
「どういう意味っスか!?」
彩加と陸、大和の軽快なやりとりに、他のメンバーも楽しそうに笑う。
……なんか、胡散臭いほど和やか。
せっかく悪者になったのに、それでも瑠奈は仲間ですって主張しているかのような。
(白々し……巻さん、よくこんなの採用したな)
むず痒さを、思わずそんな感想で逃す。
世間にも仲間にも嫌われる悪女、それが“瑠奈”じゃなかったの?
いきなりこんな仲良しアピールしたら、裏をまた勘繰られるじゃないか。
「そういえば、あの時に陸がさ……」
「彩加ちゃん、こう言ってましたよねっ」
「もう懐かしいね、あの時の私すごく緊張してて……」
紫苑やひより、美玲も会話に混ざって私の話題が遠のいて思い出話に逸れていく。
キャストが語る、楽しい共同生活の裏話。
最終回に相応しい、最後の集合だ。
こんな時でも、爽真は全然喋らない。
突然ペラペラ思い出語り出しても、まぁびっくりするけど。
ただ、この場にいるのが満更でもなさそうな雰囲気?
たまに相槌を打つだけの無表情が何を考えているのか、このシーンでは分からなかった。
――「楽しかったね」でまとまった場面が切り替わって、ドローン撮影した海辺が映る。
遠くに映える、白いシェアハウス。
ついにくる、運命の告白イベントだ。



