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みんなも朝食を終えて、ミッションが始まるまでの自由時間をダラダラと過ごす。
ダイニングテーブルでは、ひより・陸・彩加が楽しそうに喋っている。
大和は支度のために部屋に戻ったし、紫苑は15分前くらいにスタッフに呼び出されて消えた。
爽真は――美玲と一緒にキッチンに立って、食器の片付けをしている。
私は、ソファに座ったまま。
テキトーなテレビをつけて、それを観ているフリをしていた。
ガチャリ。
リビングのドアが開く。
入ってきたのは紫苑。
その顔はどことなく神妙そうに見えたけど、彼が顔を上げた瞬間にはもう、ちゃんと爽やかな微笑みだった。
「爽真。次。呼び出し」
リビングのドアを開けたままにして、紫苑は爽真のことを呼ぶ。
食器を拭く手を止めて紫苑を見た爽真の顔は、少しの動揺もなく、まるで呼び出しの理由をすでに察しているかのようだった。



