青春限定期間と不登校児

彼は歪んだ表情をみせた。


違う。今そんな顔させたいんじゃない。


間違えないで──。「わ、わたしは圭太のこと、



どっちかっていうと、す、好きよ…?」



目を見開く圭太。


「香澄。50メートル走しようぜ。勝った方が命令する」



突飛だ。いつも突飛な案を出してくる。