私達は誰にも言えない秘密の関係から普通に付き合うようになった。元々性的欲求を満たす為に契約を結んだ私達にとって、改めて恋人同士になって付き合うなんてどこかこそばゆくてどうしていいのか分からない…。
会社では私達が付き合っていることを正式に公表した。いつも敵対していた私達だけに驚く声は多かったが、一方では“やっぱり、そうだと思ってた、良かったね、おめでとう“など、私達の事を祝福してくれる温かい声が聞こえてきた。
円城さんには一樹が正式にもう付き纏わないでほしいとキッパリと伝え、強そうに見えても実は打たれ弱い円城さんは泣いて去って行ったと言う…。
◇
「向野さん…僕…向野さんが好きでした。」
それから少し経って、私は加原くんから突然告白された。加原くんからの突然の告白に驚いてしまった。加原くんは虚勢を張っていた男性陣の中で唯一虚勢を張らなくていい癒しの存在だった…。でも、加原くんの事をペットのようだと言って癒されていたのは私だけだったらしい…。ペット扱いして加原くんの気持ちに全く気づかなかった事が本当に申し訳なくなった。
「…ごめん。加原くんの事は恋愛感情とかそう言う目で見られない…。」
正直に告白の返事をする私の頬に不意に加原くんが頬にチュッとキスをした…。
(……◯△※〜……)
「向野さんが僕のことをそう言う目で見てない事は知ってました。時田さんとはまだ付き合ってるだけなら、僕にはまだチャンスがありますよね⁇もしも時田さんに泣かされるような事でもあれば、今後こそペットなんて思わせないように手加減しないので、そのつもりでいてください。」
いつも加原くんをペット扱いしていたことに申し訳なくなって後悔した。加原くんにはいつも助けてもらってばかりだった…。それなのに私は加原くんを知らないうちに傷付けていたのだ。
そんな自分に反省し、申し訳なく思ったけれど、一樹が好きで、一樹を失いたくない気持ちに変わりはない…。
「ごめんね…。」と一言言って頭を下げた私は、落ち込んで肩を落としている加原くんの背中をそっと見守った…。
会社では私達が付き合っていることを正式に公表した。いつも敵対していた私達だけに驚く声は多かったが、一方では“やっぱり、そうだと思ってた、良かったね、おめでとう“など、私達の事を祝福してくれる温かい声が聞こえてきた。
円城さんには一樹が正式にもう付き纏わないでほしいとキッパリと伝え、強そうに見えても実は打たれ弱い円城さんは泣いて去って行ったと言う…。
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「向野さん…僕…向野さんが好きでした。」
それから少し経って、私は加原くんから突然告白された。加原くんからの突然の告白に驚いてしまった。加原くんは虚勢を張っていた男性陣の中で唯一虚勢を張らなくていい癒しの存在だった…。でも、加原くんの事をペットのようだと言って癒されていたのは私だけだったらしい…。ペット扱いして加原くんの気持ちに全く気づかなかった事が本当に申し訳なくなった。
「…ごめん。加原くんの事は恋愛感情とかそう言う目で見られない…。」
正直に告白の返事をする私の頬に不意に加原くんが頬にチュッとキスをした…。
(……◯△※〜……)
「向野さんが僕のことをそう言う目で見てない事は知ってました。時田さんとはまだ付き合ってるだけなら、僕にはまだチャンスがありますよね⁇もしも時田さんに泣かされるような事でもあれば、今後こそペットなんて思わせないように手加減しないので、そのつもりでいてください。」
いつも加原くんをペット扱いしていたことに申し訳なくなって後悔した。加原くんにはいつも助けてもらってばかりだった…。それなのに私は加原くんを知らないうちに傷付けていたのだ。
そんな自分に反省し、申し訳なく思ったけれど、一樹が好きで、一樹を失いたくない気持ちに変わりはない…。
「ごめんね…。」と一言言って頭を下げた私は、落ち込んで肩を落としている加原くんの背中をそっと見守った…。



