「多いな」
「お前、愛されてんな。店員が2個ずつ持っていって、お前は2個ずつもらう計算らしいぞ」
あれ? 俺が多分20個ちょい入れて、店員みんなが2~3個ずついれて。要ちゃんも持っていってくれたなら、このくらい残ってる? 開いた袋の中には色とりどりの箱が入っていて、だんだん心がぽかぽかと明るくなってきた。
みんながパーティをしている姿が思い浮ぶ。俺はその中にいなくて一緒に祝えはしなかったかもだけれど、確かにこの1か月、プレゼントをこの中に入れるたびになんだかワクワクして、楽しかったのは確かだ。
「来年もやろうかな」
「……俺の知らないところでやってくれ」
「そんなこと言うなよ。半分やるからさ」
「クリスマスプレゼントなんて受け取れるか」
「じゃあお歳暮だよ。第一クリスマスは日没までなんだろ、ほら」
上の方から一つずつ順番に取り出して、俺の前と環の前に交互に置くたびに歳暮、年賀と呟くものだから、なんだか拗れすぎておかしくなってきた。それで最後に撮りだしたのは雪まみれのスノードーム。逆さにしても、やっぱり辻切が雪まみれだ。でも結局、これのせいで何か起きたっけ。
「これ、結局なんだったの?」
「何? 雪の量がおかしいスノードームだよ。奈美子が前に欲しそうにしてたから取り寄せたら不良品だったんだ。お前なら店の飾りにはなるかもと思ってやったんだが」
「不良品? え、結界を張るとかいってたじゃん」
「張ったよ」
「助けてくれるって」
「助けたじゃないか、今日も」
当然のように呟く環に、そういえば酔っぱらった俺の介抱をしてくれたんだよなとは思い至る。おかしいな、何かかみ合わない気がする。……まあいいか。だいたい今の俺は頭が全然働いていないんだ。だから考えても仕方がない。だから伸びをした。本当に、クリスマス終わっちゃったんだな。
「お前、愛されてんな。店員が2個ずつ持っていって、お前は2個ずつもらう計算らしいぞ」
あれ? 俺が多分20個ちょい入れて、店員みんなが2~3個ずついれて。要ちゃんも持っていってくれたなら、このくらい残ってる? 開いた袋の中には色とりどりの箱が入っていて、だんだん心がぽかぽかと明るくなってきた。
みんながパーティをしている姿が思い浮ぶ。俺はその中にいなくて一緒に祝えはしなかったかもだけれど、確かにこの1か月、プレゼントをこの中に入れるたびになんだかワクワクして、楽しかったのは確かだ。
「来年もやろうかな」
「……俺の知らないところでやってくれ」
「そんなこと言うなよ。半分やるからさ」
「クリスマスプレゼントなんて受け取れるか」
「じゃあお歳暮だよ。第一クリスマスは日没までなんだろ、ほら」
上の方から一つずつ順番に取り出して、俺の前と環の前に交互に置くたびに歳暮、年賀と呟くものだから、なんだか拗れすぎておかしくなってきた。それで最後に撮りだしたのは雪まみれのスノードーム。逆さにしても、やっぱり辻切が雪まみれだ。でも結局、これのせいで何か起きたっけ。
「これ、結局なんだったの?」
「何? 雪の量がおかしいスノードームだよ。奈美子が前に欲しそうにしてたから取り寄せたら不良品だったんだ。お前なら店の飾りにはなるかもと思ってやったんだが」
「不良品? え、結界を張るとかいってたじゃん」
「張ったよ」
「助けてくれるって」
「助けたじゃないか、今日も」
当然のように呟く環に、そういえば酔っぱらった俺の介抱をしてくれたんだよなとは思い至る。おかしいな、何かかみ合わない気がする。……まあいいか。だいたい今の俺は頭が全然働いていないんだ。だから考えても仕方がない。だから伸びをした。本当に、クリスマス終わっちゃったんだな。



