「あなたに2度目の恋をする」

 死ぬ直前、私は必死に願っていた。死ぬのは思ったよりも簡単で一瞬だった。
 気づいた時には目の前に眩しい光が差してそこには神様がいた。そして言った。私の願いを叶えると。
 だが、神とは願いが叶うと何かを奪っていくらしい。その願い事がその人にとってどれほど重要かで奪われるものも変わる、重要であれば重要であるほど奪われるものも重要なものになると。
 それが何かはわからない。
 でも、私は願ってしまった。
 そして、それは叶うらしい。
 私はきっと生まれた変わった後世で大切な何かを奪われてしまうのだろう。
 私に無くてはならない何かを奪って神様は笑うのだろう。