「父さん。母さんもきっと喜んでるよね。わたしがこの日まで、生きてこられたこと」
今日は、わたしの誕生日であり母さんの命日だ。
母さんは、わたしを産むと同時に死んでしまったらしい。
「あぁ、そうだな。母さんも喜んでるよ」
「そうだよねっ!父さんっ!」
母さんの笑っている写真を、手元に置く。
電気を消すと、ケーキの上で七本の光がゆらゆらと揺れているのがよく見えた。
「ハッピーバースデー!未來(みらい)。生まれて来てくれて、ありがとう」
「ありがとう、父さん」
「未來は、父さんの未来だよ」
ふぅぅぅっ
火を消す。
すると、お父さんが大事そうに手紙をカバンから出した。
「これは、未来の、未來へのプレゼントだよ」
「……手紙?」
「そう。未來が十歳になったら、見てね」
「えぇっ?わたし、あと三年も待たなきゃいけないじゃんっ!」
「良いんだよ、そのくらいで。石の上にも三年っていうしね!」
……多分意味、違うよ、父さん。
父は次の日、消えた。
その日のうちに、父の遺体が崖の下で見つかったらしい。
靴が置かれていたということから、自殺だと処理されてしまった。
……違う。
父さんは、そんなことしない。
そう思って、わたしは追跡を開始した。
しかし何も情報がつかめないまま、十歳になったわたし。
手紙を開けた。
そこには、こんな文と、住所だけ書かれていた。
『未来の未來へ
よかった。未來は、死なずに十歳の誕生日を迎えたんだね。
ハッピーバースデー。
早速本題に移るけれど、きっと君も思っただろう。
父さんの死因は自殺じゃない。
俺を狙った犯行だ。
君には、この道を歩んでほしくはなかったけれど、頼みたいことがある。
殺し屋の学校に行ってくれ。
住所を書いた紙も同封してる。
そこまで行って、俺の名前を出したら、即、入学できるだろう。
なんでかって?
俺が殺し屋だからだ。
言ってなくてごめんね。
俺を殺すのは、夜雨。
子供の殺し屋だよ。君と同い年。
右目には、傷がついている。
できれば、彼を、
救ってあげて欲しいんだ。
ただ、君も狙われると思う。
だから、未來には殺し屋の学校に行って身を守って欲しい。
だけど十分気をつけて。
俺が、仕事だからと言って彼の家族を殺してしまったから。
彼は、俺の周りにいる物全てきっとを奪う。
俺のバディの桜智ってやつも殺された。
でも、救ってやってくれ。
俺のせいでごめんな、未來。
未來の、良い未来を願って。
父さんより』
文字がぼやけて見えなくなる。
ポツポツと、インクが滲む。
父さんっ。
わたしは、その学校に通うことになった。
十歳からしか入学できなかったらしい。
その学校で一夜っていう名前を授かった。
そこからは、必死。
とにかく、トレーニングをした。
勉強は嫌いだからしてないけど。
深月っていう相棒を貰って、やっと、夜雨に出会えた。
わたしは、あなたを救いたいっ!
今日は、わたしの誕生日であり母さんの命日だ。
母さんは、わたしを産むと同時に死んでしまったらしい。
「あぁ、そうだな。母さんも喜んでるよ」
「そうだよねっ!父さんっ!」
母さんの笑っている写真を、手元に置く。
電気を消すと、ケーキの上で七本の光がゆらゆらと揺れているのがよく見えた。
「ハッピーバースデー!未來(みらい)。生まれて来てくれて、ありがとう」
「ありがとう、父さん」
「未來は、父さんの未来だよ」
ふぅぅぅっ
火を消す。
すると、お父さんが大事そうに手紙をカバンから出した。
「これは、未来の、未來へのプレゼントだよ」
「……手紙?」
「そう。未來が十歳になったら、見てね」
「えぇっ?わたし、あと三年も待たなきゃいけないじゃんっ!」
「良いんだよ、そのくらいで。石の上にも三年っていうしね!」
……多分意味、違うよ、父さん。
父は次の日、消えた。
その日のうちに、父の遺体が崖の下で見つかったらしい。
靴が置かれていたということから、自殺だと処理されてしまった。
……違う。
父さんは、そんなことしない。
そう思って、わたしは追跡を開始した。
しかし何も情報がつかめないまま、十歳になったわたし。
手紙を開けた。
そこには、こんな文と、住所だけ書かれていた。
『未来の未來へ
よかった。未來は、死なずに十歳の誕生日を迎えたんだね。
ハッピーバースデー。
早速本題に移るけれど、きっと君も思っただろう。
父さんの死因は自殺じゃない。
俺を狙った犯行だ。
君には、この道を歩んでほしくはなかったけれど、頼みたいことがある。
殺し屋の学校に行ってくれ。
住所を書いた紙も同封してる。
そこまで行って、俺の名前を出したら、即、入学できるだろう。
なんでかって?
俺が殺し屋だからだ。
言ってなくてごめんね。
俺を殺すのは、夜雨。
子供の殺し屋だよ。君と同い年。
右目には、傷がついている。
できれば、彼を、
救ってあげて欲しいんだ。
ただ、君も狙われると思う。
だから、未來には殺し屋の学校に行って身を守って欲しい。
だけど十分気をつけて。
俺が、仕事だからと言って彼の家族を殺してしまったから。
彼は、俺の周りにいる物全てきっとを奪う。
俺のバディの桜智ってやつも殺された。
でも、救ってやってくれ。
俺のせいでごめんな、未來。
未來の、良い未来を願って。
父さんより』
文字がぼやけて見えなくなる。
ポツポツと、インクが滲む。
父さんっ。
わたしは、その学校に通うことになった。
十歳からしか入学できなかったらしい。
その学校で一夜っていう名前を授かった。
そこからは、必死。
とにかく、トレーニングをした。
勉強は嫌いだからしてないけど。
深月っていう相棒を貰って、やっと、夜雨に出会えた。
わたしは、あなたを救いたいっ!



