「あれ、今日は飲まないんだな」
「車で来てるから」
「なるほど」
納得したように頷いた男性はカウンターの奥に入っていった。
バーの照明は少し薄暗く、落ち着いた雰囲気だ。
てっきり、こういう店なら女の人と一緒に来ているのだと思っていた。
さっきの男の人との会話の様子から、普段、テツはひとりで来ているらしい。
「ここのアヒージョ、マジで美味いんだ」
「へぇ、そうなんだね」
返事をしながら、店内に視線を向ける。
テツがこんなお洒落なバーの常連だなんて、想像もしていなかった。
一緒に砂場で遊んだときの彼とは、まるで別人だ。
目の前に置かれたピーチフィズを一口飲む。
思ってたよりも甘くて、美味しかった。
この勢いのまま話を聞いて、用件を済ませようと口を開く。
「ところで話ってなに?」
「悪いけど、飯を食べ終わってからでもいいか?」
テツがそう言ったタイミングで、彼が頼んでいたパスタがカウンターに置かれた。
美味しそうなトマトソースの香りが漂ってくる。
そういえば、テツはなにも食べてなくてお腹が空いていると言っていた。
「分かった」
頷くと、テツはフォークを手に食べ始める。
手持ち無沙汰になった私は、メニューに目を通した。
「すみません、スクリュードライバーお願いします」
「美桜、ちょっとペースが早いんじゃないのか?」
「そんなことないよ。テツは早く食べなよ」
心配そうに言うテツに、笑いながら答える。
「車で来てるから」
「なるほど」
納得したように頷いた男性はカウンターの奥に入っていった。
バーの照明は少し薄暗く、落ち着いた雰囲気だ。
てっきり、こういう店なら女の人と一緒に来ているのだと思っていた。
さっきの男の人との会話の様子から、普段、テツはひとりで来ているらしい。
「ここのアヒージョ、マジで美味いんだ」
「へぇ、そうなんだね」
返事をしながら、店内に視線を向ける。
テツがこんなお洒落なバーの常連だなんて、想像もしていなかった。
一緒に砂場で遊んだときの彼とは、まるで別人だ。
目の前に置かれたピーチフィズを一口飲む。
思ってたよりも甘くて、美味しかった。
この勢いのまま話を聞いて、用件を済ませようと口を開く。
「ところで話ってなに?」
「悪いけど、飯を食べ終わってからでもいいか?」
テツがそう言ったタイミングで、彼が頼んでいたパスタがカウンターに置かれた。
美味しそうなトマトソースの香りが漂ってくる。
そういえば、テツはなにも食べてなくてお腹が空いていると言っていた。
「分かった」
頷くと、テツはフォークを手に食べ始める。
手持ち無沙汰になった私は、メニューに目を通した。
「すみません、スクリュードライバーお願いします」
「美桜、ちょっとペースが早いんじゃないのか?」
「そんなことないよ。テツは早く食べなよ」
心配そうに言うテツに、笑いながら答える。



