私の知らない婚約者

「本当に思い出したんだね。ちょっと俺の名前呼んでみて。」

「紫苑」

「呼び捨て…モモちゃんだ!」

ーームギュウ

急に抱きしめられる

「しっ紫苑どうしたの?」

「いや、嬉しくってさ。」

「そっか。」

「これからも一緒にいようね。」

「うん。当たり前じゃん。」

記憶を無くしてしまったお姫様と、お姫様を追いかけ続けた王子様。
二人は、ハッピーエンドを手にし今もどこかで幸せに暮らしている。