私と高ちゃんと曜汰は大学進学を機に、地方都市のN街にやって来た。出身は主に新幹線を利用する距離に位置する、ある程度なんでも揃う普通の街である。
高ちゃんは中学の三年間を共に過ごした。二年間、同じクラスだったかな。大学生活一日目・オリエンテーションが終わった帰り、曜汰と二人いた所、声をかけられめっちゃ驚いた。
一方、小学校〜大学まで、クラスは違えど、私の全ての学校生活の一部に、仁志曜汰が存在する。
誰もが美しいと認めざるを得ない外見、クールで冷たく見える曜汰は、実際もちょっと冷たい。あと、人付き合いが苦手。
反面、興味を持たれやすい。特に最初は綺麗な一輪の花に蜜を求め、ふらり近寄ってくる人はいた。

大きな瞳に長いまつ毛、サラサラの黒髪により、つやつやの白い肌が目立つ。曜汰はとても綺麗だ。
挿絵・にじジャーニーで作成
