「またいつか食べたいな。他のケーキも全部二人で食ってしまった〜」 「え、二人? 仁志君、いっぱい買ってたよ」 「あぁ、あの人食べるの大好き、かなりの大食いだよ」 仁志君の食に関する話に驚く。あんなに細いというのに、予想外、たくさん食べるんだ。 「宮ちゃんが今食べてるカレーパンだと、何個食べれるだろう?」 ──ポツ、ポツ。 高井君の元気で空気は軽やかだが、さすがに彼も天候を操れない。ポツ、ポツ。ついに小雨が降り出した。 挿絵・にじジャーニーで作成