冷たい狼さん、私にだけは甘いです?!

「…菜々葉?」


女子が去ってから、優佳に呼ばれた。


「あ、ううん。

なんか、終わったみたい。」

「…。

そっか。」


ほんの少し、優佳の反応に間があった気がするけど…。


「少しだけ、よくならないかなー?」

「かもねー。」


うん、収まってくれるなら本望!

色々、振り回されたけどね。



…あれ、輝先輩は、どうなるんだろう?



いや、もとに戻るだけ…だよね。

そうだよね。



やだなー、好きなの?とか聞かれたからヘンに動揺してるのかも…。


「優佳、まだ時間あるー?」

「えっと、うん。

十分くらいなら。」

「中庭行かない?」

「…いいよ!」


関わらないなら、いっそ忘れちゃおっか。