女神アフディーと透明な子

 すると青い鳥は、パチッと、まるで納得の太鼓判を押すように器用に羽を叩き合わせました。 

 するとどこからか風に乗り、オリーブの葉がひらり舞い落ちます。

 アフディーたちは、吸い寄せられるようにその葉を見つめ、言葉をなくしてしまいました。

 沈黙の後、アフディーは元気よく言葉をかけます。

「よし。遊ぶか」

 魔法で出したボールをみんなで転がし合ったり、湖を泳ぐ魚を見つけては歓声をあげたり。

 大きな葉っぱを船に見立て、小さなカタツムリを乗せて水面にそっと浮かべたりもしました。

 青い鳥は、上機嫌で、こんな言葉を言いました。

「それにしてもここは、動物たちにとって楽園ですね! 近くにはあのメデューサ様の森もあることですし」

 アフディーは『うさぎ』の手を取り、持ち上げながら言葉だけを返していました。

「ほう。メデューサが近くに」

「ええっ、だから野蛮な狩人たちも、この森には近づけないのでしょう」 

 眩しい緑の森に、にぎやかな笑い声が絶えなかった、『それは』そんな時のことでした。