小さな胸に秘められていたあまりにも健気な告白に、アフディーたちはかける言葉が見つかりません。森のざわめきだけが、静かに響いていました。
「ねえ。人間って、本当にそんなに悪い生き物なのかな?」
子馬の問いかけに、青い鳥はめずらしく、しんみりとした声で口を開きました。
「……確かに、彼の額から生える角には、あらゆる毒や病を払い、清める効力があると言い伝えられています。きっと、その奇跡の力を我が物にするために、人間たちはこぞって彼らを捕らえようとしたのでしょう。彼らの都合だけで……」
アフディーはみんなの言葉を聞きながら、静かに自分の心へと問いかけていました。
脳裏に浮かぶのは、過去に地上で出会った、愛おしい人間たちの姿。
盲目の王子や、彼に命を捧げて仕えた戦士ブラウン。そして、自分の胸を優しく締め付けた、初恋の相手であるアロンのこと――。
彼らは決して、彼のお母さんが恐れたような「悪い人間」の枠には当てはまりません。
むしろ、色々な形の『愛』を、自らの生き様で教えてくれた大切な人たちでした。
「ねえ。人間って、本当にそんなに悪い生き物なのかな?」
子馬の問いかけに、青い鳥はめずらしく、しんみりとした声で口を開きました。
「……確かに、彼の額から生える角には、あらゆる毒や病を払い、清める効力があると言い伝えられています。きっと、その奇跡の力を我が物にするために、人間たちはこぞって彼らを捕らえようとしたのでしょう。彼らの都合だけで……」
アフディーはみんなの言葉を聞きながら、静かに自分の心へと問いかけていました。
脳裏に浮かぶのは、過去に地上で出会った、愛おしい人間たちの姿。
盲目の王子や、彼に命を捧げて仕えた戦士ブラウン。そして、自分の胸を優しく締め付けた、初恋の相手であるアロンのこと――。
彼らは決して、彼のお母さんが恐れたような「悪い人間」の枠には当てはまりません。
むしろ、色々な形の『愛』を、自らの生き様で教えてくれた大切な人たちでした。



