海龍〜俺達の姫〜

その中の一人が私を見る

琳(りん)「姫っ!」

陽向(ひなた)「おかえりなさい!」

初登場の2人

どちらもまだ高校一年だ

海龍の中では下っ端である

芹羽「た、ただいま……」

まだ“姫”という呼び方には慣れない

でも、呼ぶこと自身は許可してある

2人は、
海龍に来てすぐの頃の私に
最初に話しかけてきてくれた

帰ってきてすぐ

琳がキラキラした目で近づいてくる

琳「姫、今日はどうでした!?」

陽向「総長達、怖くなかったですか!?」

征哉「お前らさ〜、
   総長を前にしてそれ聞くなよ」

そういう征哉と無言の柾斗

『あっ』という顔をしている2人

一瞬で固まる

だが

奏斗「大丈夫大丈夫」

奏斗は苦笑する