海龍〜俺達の姫〜

奏斗の言葉に女子達はざわつく

女子A「え、本当に特別なんだ……」

その視線に

私の肩が小さく震えた

昔の記憶と重なる同じ目

好奇心

嫉妬

怖い

そう思った瞬間――

柾斗「芹羽」

名前を呼ばれる

顔を上げると

柾斗が静かにこちらを見ていた

柾斗「帰るぞ」

低く落ち着いた声

それだけで、不思議と安心する