海龍〜俺達の姫〜

放課後――

オレンジ色に染まる教室

征哉「っしゃー!!終わったぁ!!」

智海「うるさい」

瞬「耳痛い」

いつもの騒がしい声

私は少しだけ笑いながら鞄を持った

そんな時

女子A「……ねぇ」

廊下から数人の女子がこちらを見ていた

女子B「海龍の姫って本当?」

女子C「総長と付き合ってんの?」

一瞬で静かになる教室

私は困ったように視線を逸らす

芹羽「ち、違っ……」

否定しようとしたそのとき

奏斗「姫なのは本当」

サラッと言う奏斗

芹羽「かなとくん!?」

征哉「副総長ノリノリじゃねぇか」