海龍〜俺達の姫〜

それなのに、不思議と全く嫌じゃない空間

怖くない

そんな感覚、久しぶりだった

智海「……ちゃんと食べろ」

瞬「倒れられても困る」

ぶっきらぼうなのに優しい

海龍という場所は、思っていたより温かかった

芹羽「……いただきます」

小さく呟く

その姿を、柾斗は静かに見ていた

そして、小声で話し出す2人

奏斗「兄さん」

柾斗「なんだ」

奏斗「表情」

柾斗「……?」

奏斗「いつもと違う、
   めちゃくちゃ安心した顔してるよ」

柾斗は無言になる