「はい!オッケーです!」
全員での撮影が終わり、カメラマンさんがそういうと、すぐに近くにいたスタッフさんが
「Frooveさん、以上になります!お疲れさまでした~!」
と拍手をしてくれた。
メンバー全員で
「お疲れさまでした!」
「ありがとうございました!」
と頭を下げ、スタッフ1人1人にあいさつし、モニターを確認しているマネージャーのところへ行く。
「ちょっと見てー」
デビューの宣材写真は、俺たちメンバーには決定権がない。
事務所とかが決めるのが普通で、売れてきたら自分で選ぶこともできるようになるそうだ。
「どう?」
マネージャーの水藤さんに訊かれ、メンバーはモニターを見ながら感想を言い合う。
「あ、この翠めっちゃイケメンやん」
「この澪かわい子ぶりすぎでしょww」
「えー、碧いい顔してんね」
ふいに自分にあてられた話題に、モニターに目を移した。
「ほんとだー、あおりん先生メロいね~」
「この笑顔がなぁ、なんかいいんだよなぁ」
「アイドルって感じだな。キラキラしてる」
「へぇ、いいじゃん。どれもかっこいいわ」
それぞれに褒められ、いつもならうれしいはずなのに、少しだけ胸が痛んだ。
俺、アイドルの顔してる・・・。
もう、普通の男じゃない。
後戻りはできない。
デビューを控えたアイドルの顔をしていた。
昨日彼女を振った男ではなかった。
そのことが、少し怖かった。
全員での撮影が終わり、カメラマンさんがそういうと、すぐに近くにいたスタッフさんが
「Frooveさん、以上になります!お疲れさまでした~!」
と拍手をしてくれた。
メンバー全員で
「お疲れさまでした!」
「ありがとうございました!」
と頭を下げ、スタッフ1人1人にあいさつし、モニターを確認しているマネージャーのところへ行く。
「ちょっと見てー」
デビューの宣材写真は、俺たちメンバーには決定権がない。
事務所とかが決めるのが普通で、売れてきたら自分で選ぶこともできるようになるそうだ。
「どう?」
マネージャーの水藤さんに訊かれ、メンバーはモニターを見ながら感想を言い合う。
「あ、この翠めっちゃイケメンやん」
「この澪かわい子ぶりすぎでしょww」
「えー、碧いい顔してんね」
ふいに自分にあてられた話題に、モニターに目を移した。
「ほんとだー、あおりん先生メロいね~」
「この笑顔がなぁ、なんかいいんだよなぁ」
「アイドルって感じだな。キラキラしてる」
「へぇ、いいじゃん。どれもかっこいいわ」
それぞれに褒められ、いつもならうれしいはずなのに、少しだけ胸が痛んだ。
俺、アイドルの顔してる・・・。
もう、普通の男じゃない。
後戻りはできない。
デビューを控えたアイドルの顔をしていた。
昨日彼女を振った男ではなかった。
そのことが、少し怖かった。

