ギミック・ラブ  ~年下小悪魔の上手な飼い方~ 【野いちごver】

拓巳の心が離れていったのは、私にも原因があったのかもしれない。

「美咲──」

熱っぽい声が、ベッドに沈む私に降り注ぐ。同時に腰を進められて、さらに心と体が震えた。

「呼んで。俺の名前」

「──瞬也」

「……ん。これからはちゃんとそう呼んでよ。“柚木くん”はもう卒業」

「わかってるよ……瞬也」

「……はぁ。やっぱ無理、可愛すぎて抑えられない」

「覚悟して」と囁いて、瞬也はシーツと私の背中の間に腕を入れた。そのまま抱き寄せ、強引に私を起き上がらせる。

「!」

繋がった部分がグッと深まりを増した。堪え切れず漏れそうになった声を遮るように、甘いキスが唇をふさぐ。

眩暈のしそうな心地よさに、私はもう会話なんて無理だった。

ただ唇の間から切ない声をもらして、快感に溺れる。

「いいよ美咲、もっと感じて。俺に、見せて──」