花の檻



金属音──ズルズルと引き摺られる感覚。



俺は後ろを向いた瞬間



仲間内の誰かに匿われたようだ──。



「できるだけ優しくしてあげて──」



声が脳裏に響く。



主犯格と言ってよさそうな声のトーン。



落ち着き──。