嘘を見抜く男と誰とでも仲のいい女

トントン、ガラガラ。

「あっ、いらっしゃい!今日はどんなご用かな?」

 制服を着た女子学生が物置も同然の部室に入ってきた同じ服を着た女の子に笑顔で話しかける。

 山積みになったボロボロの本たち、布が取れかかったソファ、棚は乱雑に開けられていて、唯一机の上の一部だけきれいにされている。あまりの部室の汚さに部室にやってきた学生は

「ここって、”なんでも解決部”ですよね...?」

「そうだよ〜。私は、神埼ひな、でこっちが」

「桐生久志だ」

息ぴったりの自己紹介。

「ささっ、座って座って」

ひなは来客にまだきれいな背もたれのあるソファに座らせ、