二人をすきになれたなら

二学期も終了し、冬休みに入った。

そしてクリスマス。


【先生:暇?】

【先生:優とデート?】


メッセージが来た。


【家】


ピンポーン...


返した瞬間にインターフォンが鳴った。

モニターに映るのは担任。

あたしはオートロックを解除する。

何も言わずに家に上がってキッチンへ向かう担任。

そしてあっという間にご馳走が出来た。


「わぁ...」


毎年専属のシェフがご馳走を作ってくれていた。

でも大きなテーブルにいつも独り。

今日は違った。

担任が居た。

今までで一番美味しく感じた。

食後のケーキ。

ぐちゃぐちゃだったけどバイク飛ばして来てくれたんだなって優しさを感じた。


「先生」

「ん?」

「ありがと」


担任は照れたように笑った。