二人をすきになれたなら

もう学校なんて辞めてしまおうかな。

そんなことばかり考えてしまう。

誰と何処に居ても、上の空。

ボーッとしてしまう。


「なぁ莉音」

「ん?」

「お前にとって俺ってなに?」

「幼馴染」

「だよな(笑)俺さ、ずっとお前の隣に居んだわ、知りたくないことまでわかっちゃうんだ。お前が今誰を想って苦しんでんのかとか...」

「優...」

「俺はお前が笑ってさえ居てくれりゃーいいんだ。けど悲しいなら、辛いなら、寂しいなら...隣に居る俺を利用してくれよ、、他の知らねぇ訳分かんねぇ男と密室なんて...危ないことすんな」


この前のことまだ心配してくれてたんだ。


「俺は二番目でいい。そばに居たい。すきだ」


優はそう言って後ろからあたしを抱きしめた。