二人をすきになれたなら

文化祭当日。


「 " おかえりなさいませ、ご主人様っ♡ " って言えよ莉音(笑)」

「てめぇぶっ殺されてーのか?」


相変わらずこいつらに冷やかされてる。


「莉音」


担任に呼ばれ振り返る。


パシャ...。


「おい」

「なんだよ」

「消せ」

「やだね」


オープンし、あたしは結構な指名を貰った。


「あの小さい可愛い子お願いします!」


チェキや接客で距離が近いとすかさず担任が割って入る。


「莉音、行くぞ」


休憩に入った。

優があたしの手を引いて歩く。


「あの...」


可愛い女子生徒が声を掛けてきた。


「優くんと莉音ちゃんって付き合ってるの?」

「「付き合ってねーよ」」


即座に声がハモる。


「よかった...あのね、私優くんがすきなの.....」

「え...」


優は困った表情をする。

あたしはお邪魔かな。


「優、その子とまわれよ」

「ちょ、おい!莉音!!」


あたしはその場を後にした。


「そんな格好でふらふらしてっとナンパされんぞ」


振り返ると担任が居た。


「ほんっとみじけースカート」

「先生ってさ、、脚フェチだよね(笑)」

「は!?」

「いっつもあたしの脚見てんじゃん」

「見てるんじゃなくてスカートが短いから目に入んの」

「先生」

「ん?」

「携帯貸して」

「ん」


あたしはカメラを開いた。


「先生」

「ん?」


パシャ...


「これであたしのメイド服いつでも見れるね」

「消す」

「だめー」

「お前ほんと生意気」


少し担任の顔が赤い気がした。

夕焼けのせいかな?