二人をすきになれたなら

「迎えに来てくれてありがと」


あたしはヘルメットを外しながら言った。


「おう」

「あがってく?」

「お前なぁ...簡単に男部屋に入れんな」

「ガキには興味ないんでしょ?」

「俺はな...でも男はみんなオオカミなんだぞ」


そう言って頭を小突かれた。


「でも喉乾いたでしょ?なんか飲んで行けば?」

「あー...じゃあちょっとだけな」


そう言って先生は上がってくれた。