隣の王子

その騒めきは廊下から変質者が現れたかの



ごとく出現した──。



机の下に潜り込む意味もない動作をとるわたし。



頭隠して尻隠さず。



その騒めきは教室前で一旦怯み、



増大した。教室に入ってきたのだろう──。