隣の王子



彼の腕の中に居る。


ここは屋上。




「見晴らしいいね〜〜」と



葛城が言う。



「腕振り解くこと出来ませんか……?」



「無理──俺を止めるのは俺自身だから──」



隣の王子。見た目ルックス頭脳運動神経。



どれも群を抜いている。



「今だけ甘やかせて」



呼吸が混ざり合う。




「森山、好きだ」


..