隣の王子



教室に着いた途端、視線が私に



集中するのが分かった。



噂、広まったかな。終わったかな。鐘がゴーンて



鳴り響いたかな。




彼の方を見ると



「おはよ」とキラキラスマイル。



「おはよ……」元気なく返事した。



「俺より大事な忘れ物、



見つかった?」



「」首を振り否定する。席に着く。



「何それ。王子ごときに脅してんの?」



「違う……」