会社に着いても、昨日の夢が離れてくれない。
自分の席に座り、改めて、
資料に目を通す。
本当に大きなプロジェクトだ。
私なんかが、関わっていいのだろうか。
様々な不安が、私のなかを駆け巡る。
そんな時だった。
ぽん。
左肩に手が置かれた。
「うわっ!」
思わず、椅子から転げ落ちそうになった。
「朝からそそっかしいな」
この声はーー
「一ノ瀬部長!」
私のすぐ横には、一ノ瀬部長が、立っていた。
「何度も声をかけたのに、資料に夢中で反応しなかったからな。驚かせてしまったようですまない」
「いえ、私こそ」
「大きなプロジェクトで、荷が重いかもしれないが、今までの仕事ぶりや成績などから判断した」
「……」
何も言えない。
だって、怒られてばかりで、
いい成績がたくさんある訳ではないのに……
「自信を持ってやってみろ」
その言葉を聞いた瞬間、
私の中で何かが変わった気がした。
自信を持つ。
「全力で取り組ませていただきます!」
そんな私を見て、部長は
「気張りすぎるなよ」
そう言って、
部長は少しだけ口元を緩めた。
一瞬だった。
けれど、
その柔らかな笑顔に、
思わず目を奪われる。
……この人、
こんな顔もするんだ。
胸が、
小さく高鳴った気がした。
自分の席に座り、改めて、
資料に目を通す。
本当に大きなプロジェクトだ。
私なんかが、関わっていいのだろうか。
様々な不安が、私のなかを駆け巡る。
そんな時だった。
ぽん。
左肩に手が置かれた。
「うわっ!」
思わず、椅子から転げ落ちそうになった。
「朝からそそっかしいな」
この声はーー
「一ノ瀬部長!」
私のすぐ横には、一ノ瀬部長が、立っていた。
「何度も声をかけたのに、資料に夢中で反応しなかったからな。驚かせてしまったようですまない」
「いえ、私こそ」
「大きなプロジェクトで、荷が重いかもしれないが、今までの仕事ぶりや成績などから判断した」
「……」
何も言えない。
だって、怒られてばかりで、
いい成績がたくさんある訳ではないのに……
「自信を持ってやってみろ」
その言葉を聞いた瞬間、
私の中で何かが変わった気がした。
自信を持つ。
「全力で取り組ませていただきます!」
そんな私を見て、部長は
「気張りすぎるなよ」
そう言って、
部長は少しだけ口元を緩めた。
一瞬だった。
けれど、
その柔らかな笑顔に、
思わず目を奪われる。
……この人、
こんな顔もするんだ。
胸が、
小さく高鳴った気がした。

