私が拾ったのは、千年前の皇子様でした

「悠真……」

「我は必ず、お主を見つける。何度生まれ変わろうとも。何度時代が巡ろうとも。必ず。」

私は泣きながら首を振る。

「そんなの……信じられないよ……」

悠真は静かに笑った。

「約束だ」

そう言うと、悠真は私の頬に手を添え、そっと唇を重ねた。

唇が離れる。

「破天荒で、わがままで、負けず嫌い。
それでも、誰よりも優しい千紘を……我は愛している。」

私は涙を流しながら頷く。

「私も……私も、悠真を愛してる。」

もう一度、唇を重ねる。

その温もりを忘れないように。

でも。

悠真の体は、少しずつ光となって消えていく。

最後に悠真は、優しく微笑んだ。

「来世でも……必ず、お主を見つける」