私が拾ったのは、千年前の皇子様でした

私たちは、ネックレスをつけたまま過ごした。

布団に入り、首元のネックレスにそっと触れる。

「お揃い……か……」

自分で買ったはずなのに、
思い出すだけで顔が熱くなる。

でも。

悠真があんなに嬉しそうに笑ってくれた。

それだけで、
このプレゼントを選んでよかったと思えた。

私はネックレスをぎゅっと握りしめる。

きっと今頃、悠真もネックレスをつけている。

そう思うだけで、
胸の奥がじんわりと温かくなった。

「メリークリスマス……」

誰にも聞こえないくらい小さな声で呟く。

そのまま目を閉じると、
幸せな気持ちに包まれながら、
私はゆっくりと眠りについた。