帰りに寄ったコンビニの袋を下げて、誰もいない静かな家に帰る
明かりを点けても、出迎えてくれるのは自分の足音だけ
適当に買ってきたお弁当をレンジで温めて、小さなローテーブルの前に座る
テレビをつける気にもなれなくて
ただ機械的にスプーンを口に運ぶけれど何の味もしなかった
つい数日前まではここに優朔がいて、2人で笑いながら美味しいねってご飯を食べていたのに
気がつけば、私はまたスマートフォンを手に取っていた
トーク画面に変化がないことを確認して、ため息をつく
そのまま、写真のフォルダを開いた
画面に映し出されたのはこの家にいるときの変装も何もしていない優朔と私の写真
腕のの中に私を閉じ込めて、悪戯っぽく微笑んでいる優朔の優しくて大好きな瞳
それを見つめていたら、さっき見た紗凪たちの幸せそうな笑顔がフラッシュバックして、胸の奥がぎゅーっと痛くなった
「……っ」
堪えようとしたのに、視界が急に滲んでいく
スマートフォンの画面に、ポロポロと大きな涙の粒が溢れ落ちた
紗凪の幸せは、本当に、心の底から嬉しい
だけど、どうして私は、今ここに優朔と一緒に入られないんだろう
ただいまと言って抱きしめてもらえる、そんな普通の幸せが、どうしてこんなに遠いんだろう
「……あいたい……」
静まり返った部屋に、ポツリと、行き場のない本音が零れ落ちた
口にしてしまったら、もう寂しさが止まらなくなって
私はスマートフォンを胸にきゅっと抱きしめたまま、膝に顔を埋めて、一人きりで声を殺して泣き続けた
明かりを点けても、出迎えてくれるのは自分の足音だけ
適当に買ってきたお弁当をレンジで温めて、小さなローテーブルの前に座る
テレビをつける気にもなれなくて
ただ機械的にスプーンを口に運ぶけれど何の味もしなかった
つい数日前まではここに優朔がいて、2人で笑いながら美味しいねってご飯を食べていたのに
気がつけば、私はまたスマートフォンを手に取っていた
トーク画面に変化がないことを確認して、ため息をつく
そのまま、写真のフォルダを開いた
画面に映し出されたのはこの家にいるときの変装も何もしていない優朔と私の写真
腕のの中に私を閉じ込めて、悪戯っぽく微笑んでいる優朔の優しくて大好きな瞳
それを見つめていたら、さっき見た紗凪たちの幸せそうな笑顔がフラッシュバックして、胸の奥がぎゅーっと痛くなった
「……っ」
堪えようとしたのに、視界が急に滲んでいく
スマートフォンの画面に、ポロポロと大きな涙の粒が溢れ落ちた
紗凪の幸せは、本当に、心の底から嬉しい
だけど、どうして私は、今ここに優朔と一緒に入られないんだろう
ただいまと言って抱きしめてもらえる、そんな普通の幸せが、どうしてこんなに遠いんだろう
「……あいたい……」
静まり返った部屋に、ポツリと、行き場のない本音が零れ落ちた
口にしてしまったら、もう寂しさが止まらなくなって
私はスマートフォンを胸にきゅっと抱きしめたまま、膝に顔を埋めて、一人きりで声を殺して泣き続けた


