トップアイドルは白衣の天使に恋をする-Rebirth-

そう告げられた瞬間、私は自分の目が大きく見開かれるのが分かった

顔がカッと熱くなり、絶対に今、林檎みたいに真っ赤に染まっている確信がある

恥ずかしくて、どうしていいか分からず視線を彷徨わせる私を見て、優朔は嬉しそうに目を細めた

世界中で自分だけがこの表情を知っているのだと満足しているような、そんな熱い視線

逃げようとする私の顎に、優朔の長い指先がそっと触れ、上を向かせる

「優朔、あの……っ」

言いかけた言葉は、すぐに塞がれてしまった

まるで、私を最初から許さないと決めているような、深くて強いキス

「ん……っ、ふ……」

何度も角度を変えて、唇が重ねられる

外でずっと独占欲を我慢していたのだと、その激しくて甘い貪り方から痛いほど伝わってきた

頭がぼんやりとしてきて、私はすがるように優朔の胸元をきゅっと掴んだ

だけど、そんな私の頼りない抵抗さえも、彼の理性をさらに狂わせているみたいだった

息が切れて、優朔が一度だけ名残惜しそうに唇を離す

視界が涙で少し潤む中、私は熱い吐息を漏らしながら、じっと彼を見上げることしかできなかった

「梓僕これでもめちゃくちゃ我慢したんだよ?」

「う、うん……」

「今日の梓、最高に格好よくて綺麗だった
でもね、僕は神様みたいに心が広くないからさ
梓のその優しい笑顔も、可愛い声も、全部僕だけのものにしたいの」

低く響く優朔の声に胸が締め付けられる

彼に導かれるままソファへと誘導され、ゆっくりとその場に押し倒された

クッションの上に、私の髪が綺麗に広がっていく

私を完全に見下ろす位置にいる優朔の瞳は、いつも以上に黒く、熱く、私を捉えて離さない

「病院での『白衣の天使』の梓も好きだけど
……僕の前だけで見せる、この顔が一番好き」

優朔が私の耳元に顔を寄せ、わざと低く、鼻にかかった掠れ声で囁いた

鼓膜に直接響くようなその声に、身体の奥が甘く痺れる

「今日はもう、どこにも行かせないから」

 優しく、だけど絶対に私を逃がさないという強い意志が、その綺麗な瞳の奥に宿っていた

私はただ、彼から与えられる熱に身を委ねるしかなくて

もう一度深く重ねられた優朔の唇の甘さの中に、私は息が吸えなくなるほど、深く溺れていった