「……魔石、と言っても色んな種類があるからなぁ……」
私の話を聞き終えた萌歌さんは、そう言って何かを考え込んだ。
「……確か、薬に使われている魔石がここにあった気がするな」
数分間考えていた萌歌さんは、立ち上がると萌歌の後ろにある資料と本まみれの机に付いた引き出しを開けて、漁り出した。
「…………あったあった。このどれかだと思う。いくつか渡すから、薬師寺さんとこ行ってみて。薬師寺さんのところは、ひかりが知っているから」
ひかりが知っているから、という言葉で何かを察したひかりちゃんは、よいしょ、と言いながら立ち上がる。
ひかりちゃんが、やくしじさん……?って人のところに案内してくれるんだろうな。
萌歌さんから魔石の入った小さな巾着を受け取ったひかりちゃんは、巾着を着物の懐に入れた。
「行こっか、優月ちゃん」
ひかりちゃんは、私にそう言うと歩き出す。私は、ひかりちゃんの後を慌てて追いかけた。
みどりさんに少し出かけてくることを伝えて、私とひかりちゃんは薬師寺高文(やくしじたかふみ)さんという方が営む薬屋へとやって来た。
「こんばんは」
ひかりちゃんが引き戸を引いて薬屋に入り、私はひかりちゃんの後に続いて中に入る。
私の話を聞き終えた萌歌さんは、そう言って何かを考え込んだ。
「……確か、薬に使われている魔石がここにあった気がするな」
数分間考えていた萌歌さんは、立ち上がると萌歌の後ろにある資料と本まみれの机に付いた引き出しを開けて、漁り出した。
「…………あったあった。このどれかだと思う。いくつか渡すから、薬師寺さんとこ行ってみて。薬師寺さんのところは、ひかりが知っているから」
ひかりが知っているから、という言葉で何かを察したひかりちゃんは、よいしょ、と言いながら立ち上がる。
ひかりちゃんが、やくしじさん……?って人のところに案内してくれるんだろうな。
萌歌さんから魔石の入った小さな巾着を受け取ったひかりちゃんは、巾着を着物の懐に入れた。
「行こっか、優月ちゃん」
ひかりちゃんは、私にそう言うと歩き出す。私は、ひかりちゃんの後を慌てて追いかけた。
みどりさんに少し出かけてくることを伝えて、私とひかりちゃんは薬師寺高文(やくしじたかふみ)さんという方が営む薬屋へとやって来た。
「こんばんは」
ひかりちゃんが引き戸を引いて薬屋に入り、私はひかりちゃんの後に続いて中に入る。



