夜野心星。テストで毎回上位争いをしている頭のいいひと。そしてステラかもしれないひと。
初めはそれくらいの印象しかなかったけれど、見れば見るほど、彼女が特別な存在かのように錯覚するようになった。
光に照らされると艶々と煌めく黒髪。化粧っ気はないけれど、パーツの配置がよく整った顔。短すぎないスカート。極めつけは、その瞳。
廊下の曲がり角で偶然肩がぶつかり、彼女がちらっと俺を見上げながら「ごめん」と謝ったとき。
俺は確かに、彼女の瞳に星が宿っているのを見た。
芯の強さを表す、白い星だった。夜の明るさを纏っていた。
俺を惹きつけるステラのかけらみたいなものが、そこにあった。
☽
ステラとの出会いは中学1年生の冬。
聴きたい曲があるのに題名がうろ覚えで、かろうじて覚えていた歌詞の一部を検索にかけたとき。
関連曲として出てきたのが彼女の曲だった。
暇だったし新しい曲の開拓がてらなんとなくそれをタップして再生した。
『音降る夜と雨』
動画自体は1枚の画像に歌詞が映し出されていくという比較的シンプルなもので、これといった特徴はなかった。
でも、曲は違った。
初めはそれくらいの印象しかなかったけれど、見れば見るほど、彼女が特別な存在かのように錯覚するようになった。
光に照らされると艶々と煌めく黒髪。化粧っ気はないけれど、パーツの配置がよく整った顔。短すぎないスカート。極めつけは、その瞳。
廊下の曲がり角で偶然肩がぶつかり、彼女がちらっと俺を見上げながら「ごめん」と謝ったとき。
俺は確かに、彼女の瞳に星が宿っているのを見た。
芯の強さを表す、白い星だった。夜の明るさを纏っていた。
俺を惹きつけるステラのかけらみたいなものが、そこにあった。
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ステラとの出会いは中学1年生の冬。
聴きたい曲があるのに題名がうろ覚えで、かろうじて覚えていた歌詞の一部を検索にかけたとき。
関連曲として出てきたのが彼女の曲だった。
暇だったし新しい曲の開拓がてらなんとなくそれをタップして再生した。
『音降る夜と雨』
動画自体は1枚の画像に歌詞が映し出されていくという比較的シンプルなもので、これといった特徴はなかった。
でも、曲は違った。



